時には懺悔を:作品を観た感想(1)

『時には懺悔を』をトーホーシネマズ渋谷1で見て、
★★★★すげえ力作。山のように障害児童が出てくるが美談にする為に殊更に可愛く撮影しようと思ってない冷酷なカメラワークが観客にも覚悟を強いる。とは言え、見てると慣れてくるのも確かで、そしてそれはとても正しい方向なのだと思う。満島ひかりの磨き抜かれた薄幸さに酔いしれながら、黒木華の切れ味の悪いなまくら刀でずっと撫で付けられているような鈍い不幸せもヘビーに感じる。そういう意味では退場は早いが、例え、自己満足であっても愛する対象に何かを残してあげられた佐藤二朗は並みいる不幸な面々の中では比較的幸せなのかもしれない。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2026年10月3日

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